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ひろしま歴史街道散策くらぶ
歳時記
砂持加勢

 ▲砂持加勢(すなもちかせい) とは江戸時代、広島の物資輸送は川舟が頼りだった。年貢米や木炭を積み込み太田川を下る。厄介なのが川床にたまる砂である。安全な航行には川ざらえが欠かせなかった。砂を掘りだすしんどい作業を、城下の町民が祭りで景気づけ

 
 ▲幕末の文久2(1862)に催された「砂持加勢」だ。祭りの様子を伝える当時の瓦版に吸い寄せられた。すさまじい迫力なのだ。60もの町が競うように手作りの山車を引く。キツネやカッパに仮装する若者、そろいの法被で手踊 りするこどもたち・・・・
 
 
▲世は維新へと進む大混乱期。藩の経済は冷え込み、城下では娯楽も厳しく制限されていたという。祭りは、町方が川ざらえの費用を半分持つのと引き換えに許されたと、広島市文化団編集の「城下の祭り」にある
 
 ▲川底にたまる重たい砂は、時代の空気そのものだったに違いない。人々はこう大喜びした。「世界への入れ替えだ」と。縮こまった世情を蹴散らすように、祭りに求めた明日への活力。先人の心意気が
先人の心意気が誇らしい
 

 ▲その一度限りだった祭りを3年前、市民たちがよみがえらせた。きょう、中区基町の本川河川敷が晴れ舞台。沸き立つ「民の力」を見せてくれるに違いない。

 中国新聞・天風録より/2011.10.2



「砂持加勢まつり」

 水の都広島らしい祭りです。

 太田川は中国山地の真砂土を大量に運び、河口に三角州を形成しました。広島の街はこの三角州に築かれ、太田川の恩恵を受けて発展しました。江戸時代の物資の運搬の一翼は太田川の舟運でしたが、一方で、放っておくと河床に砂がたまり、船の通行の障害になったり、洪水を起こすなど太田川は城下町にとって脅威となる存在でもありました。このため広島藩は町民に命じて定期的に川ざらえを行わせていましたが、これは町民にとって大変な重労働でした。「砂持加勢」は川底の砂をさらって運ぶ町民を応援する(加勢する)ため、周りの者が囃し立て、お祭り騒ぎをしたもので、幕末のころ京・大坂(大阪)を中心に行われるようになりました。広島では文久2年(1862年)に町民が藩に自ら願い出て許可され、行われた記録が残っています。「砂持加勢」は広島の自然と人の関わりの中で生まれた水の都広島らしい祭りです。

広島の町衆の元気な祭りです。

 幕末に行われた「砂持加勢」では、城下の町ごとに趣向を凝らした山車をつくり、仮装した町民がそれを曳き、幟を押し立て、囃し立てて練り歩きました。それが6日間にもおよび、広島城下は町民総出のお祭り騒ぎになりました。その様子を伝える瓦版が残っており、広島の町衆の元気な姿が描かれています。

「砂持加勢」まつりは

 幕末に行われた「砂持加勢」を再現し、町衆の町衆による町衆のための祭りを創ることにより、広島が水の都であることに想いを馳せ、広島の町衆が元気であることを示し、広島の文化の継承と発展に寄与することを願って行う水の都広島の祭りです。砂持加勢まつりでは町衆が創る山車のお披露目、地域に伝わる踊りや音楽のパフォーマンス、砂持加勢の由来を描いた紙芝居、大綱引きやバザーなど、現代の町衆が自分たちで創り、盛り上げ、楽しむ、手づくりの祭りを目指します。

※毎年恒例の行事です。 

お問い合わせ

第九回砂持加勢実行委員会事務局(広島市中央公民館内)

広島市中区西白島町24番36号

Tel  082-221-5943  Fax 082-221-5118

※休日◇火曜日

※広島市中央公民館のホームページ←詳細を表示


「第十回砂持加勢まつり」

日時 /2017年(H29)10() 1030分~15

場所 中央公園西側河岸緑地(基町ポップラ通り)周辺 

※パレードスタートは広島城二の丸

第十回砂持加勢実行委員会事務局(広島市中央公民館内)


「第九回砂持加勢まつり」

日時 /2016年(H28)年10() 1030分~15

場所 中央公園西側河岸緑地(基町ポップラ通り)周辺 

※パレードスタートは広島城二の丸 

主催 第九回砂持加勢実行委員会(広島市中央公民館内)



「第八回砂持加勢まつり」中止のお知らせとお詫び≫
2014年(H26)10月5日開催予定の「第八回砂持加勢まつり」は、このたびの豪雨災害の甚大な被災状況に鑑み、中止させていただきます。
また、「市民と市政(9月1日号)」の「区報なか」に「第八回砂持加勢まつり」関連の募集記事が掲載されておりますが、記事の差し替えが間に合わずご迷惑をおかけ致しますが、こちらも募集を中止させていただきます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
第八回砂持加勢実行委員会〔事務局:中央公民館〕

「砂持加勢「砂持加勢」は江戸時代末期の広島城下で一度だけ行われた、川に溜まった砂を取り除く重労働の作業(砂持ち)を景気づける(加勢する)ための祭りです。水の都ひろしまにふさわしい個性豊かで魅力あるまちづくりを進めようと、地域団体などが協力して、この祭りを復元しました。 
「第七回砂持加勢まつり」
※日時/2013年(H25)10月6日(日)午前10時半~午後3時


※場所
中央公園西側河岸緑地(基町ポプラ通り)周辺


※内容 
山車・仮装のパレード、ステージ、紙芝居、子供向けゲーム、水上タクシーの運行、カヌー体操、バザーなど盛り沢山のイベントで楽しみました。
 ○碇太鼓演奏・白島碇太鼓保存会の皆さん




●山車パレード


広島城下町案内衆の皆さんと山車を引いて、ハノーバー庭園から会場までパレードしました。



○山車の勢揃い
 ○大黒様と山車が練り歩く・城下町案内衆の皆さん




○蛇踊り・基町小学校の皆さん
 



・2012年(H24)10月07日:第6回「砂持加勢まつり」
 広島城下町案内衆・京橋川かいわいあしがるクラブの皆さんと山車を引いて、
広島城二の丸から中央公園までパレードしました。
 日時◆10月7日(日)午前10時半~


○砂持加勢まつり紹介動画
 

※画像をクリックで砂持加勢まつりYoutube紹介動画へ→動画は2009年開催のものです。
 集合日時◆10月7日(日)午前10時半~
集合場所◆広島城二の丸 

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テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術