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ひろしま歴史街道散策くらぶ
5月定例会報告<2012.5.17>
ひろしま歴史街道散策くらぶ:5月定例会報告 平成24年5月17日

1.開催日時 平成24年5月17日/木曜日

2.講演会場 講演会:広島市中央公民館 散策会:広島市南区向洋地区
講演会場を地図で見る(広島中央公民館:■←googlemap)

(1)講演会10:00~12:00
 テーマ:「王朝国家と鎌倉幕府の都市構造」~平安の都と武家の府と広島城下~

 我が国の帝都(みやこ)が定まったのは、大宝元年(701)成立の「大宝律令」で、これは唐の「大唐令」を基に施行されました。初めて藤原京と難波京の二都にて、内裏を中心に朱雀大路を南北基線とし、左右京城に条坊を区画する「都城制」が、平城京において成立をみました。平安京への遷都で朱雀大路を基線に、左京(洛)と右京(京)と「条坊制」による区画が制定されました。平安末期には右京の荒廃と左京への集中が、室町後期には左京の上京と下京への集住などがあり、江戸時代を経て今日に続き、当時の市巷は現在においても要衝として続いています。鎌倉に武家の府が建設されますが、こちらも「若宮大路」を基線に京の町を模し建設されました。広島城下は鎌倉の町割の方角と類似しており、京都や大坂のみならず鎌倉からも影響を受けており、特に南の安芸小富士(伊豆大島)と北の阿武山(那須岳)との対比が見られ、湾を臨む城下都市として類似性が見いだせるとのことでご解説いただきました。

(2)散策会13:30~17:00
 テーマ:「天女姫伝説と向洋風物詩」~西国街道より脇道へと向洋散策~ 天候:晴

○集合場所:JR山陽本線向洋駅:(■←googlemap)
○今回のルート詳細

より大きな地図でひろしま歴史街道散策くらぶ2012/05/17を表示
クリックするとGoogle street VIEWでさらに詳細を確認できます。←ここをクリック!

 JR向洋駅から当日配布のマップを手に出発し、まず六角堂を見て青崎公民館に挨拶に伺いました。その後、住宅街の急な坂を登り国道2号陸橋を渡り向洋半島の北端へ入ました。向洋半島には多くの井戸が有り(マップによると14ヶ所、郷土史誌『灘の歴史』によれば16ヶ所)、まず澤田井戸を見て光洋寺に着きその後、大森井戸、続いて赤田井戸や梨の木川井戸を覗き法林寺に向かいました。当地は路地が多く迷路のような町で古い町並の地割が保存されているものと思われます。法林寺では本堂に上りお茶とお菓子の接待を受け、住職より寺院の由緒と念仏の利益の説教をいただきました。この寺には檀家は無く、本尊前にある先代住職の座像は、円鍔勝三の作と聞いて驚いきました。続いて大林井戸をみて陸橋を渡り、平清盛の娘の「天女姫」伝説の残る痘瘡神社へと参拝し、掲示の案内板を読み往時を偲んびました。続いて阿弥陀井戸や堀越の地名由来の看板のある本川井戸を見学し、地元で篤く信仰されている今宮神社や瓦屋敷井戸跡を見て、青崎公民館にて休憩した後に、JR向洋駅に全員無事到着し解散しました。

 講師・案内 佐々木卓也指南役

3.開催状況 講演会:17名 散策会:15名 協力:広島市青崎公民館

4.配布資料
・講座資料:「王朝国家と鎌倉幕府の都市構造」 5枚組

 平城京や平安京、鎌倉の都市づくりおよび大阪城下都市についての資料です。広島城下形成にあたって示唆を与えたと考えられる都市について、その立地特性などを勉強しました。
 ※過去の配布資料が欲しい方は直近の講座でお問い合わせいただければと思います。
  在庫のあるものは小額にてお譲りいたします。
・マップ資料:「向洋半島おもしろ発見マップ」 1部

5 特記事項JR広島駅前にて参加者8名で恒例の交流親睦会を開きました。

○今回の資料マップ紹介
「向洋半島おもしろ発見マップ」

こちらのマップは広島市南区青崎公民館にてお求めいただけます。
→広島市南区青崎公民館公式HPへ
また広島市南区でも今回の散策の見どころのメインである
平清盛にまつわる「天女姫伝説」について解説されています。紙芝居CM動画も必見。
→広島市南区公式HP「南区みどころガイド:七大伝説―天女姫伝説」

以上。ひろしま歴史街道散策くらぶ平成24年5月の活動報告でした。

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