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ひろしま歴史街道散策くらぶ
3月定例報告会<2013.3.21>
○ひろしま歴史街道散策くらぶ:3月定例会報告 平成25年3月21日(木)


1.開催日時 平成25年3月21日/木曜日
2.講演会場 講演会:広島市中央公民館 散策会:「三田往来と三篠川筋」

講演会場を地図で見る(広島中央公民館:■←googlemap)

(1) 講演会 10:00~12:00 テーマ:「古代国家と東西関係」
 古代日本の地方支配および地方制度について『日本書紀』に基づいて説明されました。景行天皇紀での日本武尊の国内平定(地方支配)、大化の改新の詔勅で京師・畿内・七道・国郡郷が定められ、防人・駅馬・伝馬等が設置され、公地公民制度も規定されました。『延喜式』によると安芸国は山陽道の上国および遠国であり、上郡1、中郡2、下郡5の8郡で構成されています。「条里制」についての説明があり、条里とは古代律令国家における土地支配の根幹をなす土地区画法であり、「大宝律令」により規定され6世紀末期より全国に順次施行され9世紀初期に完成されたとされます。条里区画の基本的な方法は1条(縦軸)×1里(横軸)=6町×6町、1町(109m)=60歩で1町×1町=1坪です。条里呼称は一般に○国○郡○条○里○坪、または○国○郡○郷○里(郷里制:1郷≒3里)となり、現在でも地名として残っている所があります。西条(全国に分布、広島県に現存)、十三(大阪市)等で、条里遺構は全国にかなり残っています。安芸国の遺構調査は佐々木先生の悉皆調査で、研究成果の集成は『芸備両国の条里遺構』として出版されています。 

(2) 散策会 13:45~17:00 テーマ「三田往来と三篠川筋」 天候:晴
    集合場所:JR芸備線上深川駅13:45 出発(■←googlemap)

〇今回のルート詳細

 ○より大きな地図でひろしま歴史街道散策くらぶ20130321を表示 

・散策経路:吉川興経墓~庄原八幡宮~明光寺

昨日の雨も上がり良く晴れた中で、地元歴史愛好家と江戸時代の割庄屋の子孫である黒田家の当主の2名の参加を得てJR深川駅を出発し、友光神社に参拝し森の木の鋒垂大明神を経て、毛利元就に滅ぼされた吉川興経および豊島五兄弟の墓を見学しました。鳥越(声)橋を渡り水神として信仰される滝の堂(堂内に牛?の頭蓋骨がある)に参り、豪農戸井家の庭園を見学し、急な石段を上り庄原神社に参拝ました。しんそうじさん(お薬師さん)を下から拝観して、現在は単なる川原になった溝手の浜跡、赤石の浜跡(三田船と深川船の継船所)を見ました。舟運と関係あるおんじ地蔵を経て、心地良い川風に吹かれながら三篠川の堤防を歩き明光寺に到着しました。当寺は現在浄土真宗ですが創建時は古義真言宗でした。本尊の平安末期の木造薬師如来座像(県指定有形重要文化財)を拝観した後に霊水祠に参り、高陽公民館にて休憩をとりJR中深川駅にて無事解散しました。  

解散場所:JR芸備線中深川駅18:00解散(■←googlemap)

◎講師・案内 佐々木卓也指南役

3.開催状況: 講演会:22名 散策会:20名

4.配布資料: 「古代国家と土地制度」:6枚組 「あさきた散策マップ:しらき・こうよう」1部

5.特記事項:散策後に広島駅前で、参加者12名(女性6名)にて親睦交流会を行いました。
          我が会もこれで丁度5年を経過し、来年度も大いに活動を展開させます。
以上です。
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