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ひろしま歴史街道散策くらぶ
11 月定例会報告
○ひろしま歴史街道散策くらぶ:11月定例会報告 平成26年11月20日(木)


廿日市天満宮から宮島を臨む(写真)

1.日時 平成26年11月20日(木)

・講演会:10時から、
・散策会:13時30分から


2.会場 広島市中央公民館
・所在:広島市中区西白鳥町24-36  ・TeL:082-221-5943


大きな地図で見る■←クリックで拡大検索できます。(GoogleMap)


3.費用 参加費:500円/一人

4. 内容
○講演会:「古代山陽道と長門国建国」
・講演会開始時間:10時00分から 
・講演テーマ:古代山陽道に沿う八つの令制国を巡るシリーズの第8回「長門国建国」
・講演内容
 
 長門国は、元々海峡を意味する穴戸(あなと)と呼ばれていました。穴門国を支配していた穴門国造と阿武国を支配していた阿武国造の領域を合わせて穴戸国としました。中心部は下関辺りと推察されます。平城京遷都から27年後に長門国の記述が見られますが、当時は厚狭郡と豊浦郡の2郡のみでした。後に大津郡が付加され、その後両国造に替わり大領広麻呂が国司として配置され、周防国の領域を割いて正式に5郡40郷を長門国としました。

 朝鮮半島の向かいに位置するため、北部九州に準じて外交・防衛上重視され、一時は他国より格上とされ、後には周防総領の管轄下に置かれました。奈良時代には長登銅山では大仏や貨幣の原料となる銅を多量に産出し、平安初期までは鋳銭所として発展しました。後に美祢郡や宇部市で見つかった炭田も財源となりました。この資力が下関の経済発展をもたらし、後の倒幕への活力へと繋がっていったようです。

 壇ノ浦の合戦を初め数多くの戦乱の場ともなりました。元寇の折には、長門探題が置かれ、当時の防塁石の史跡が今も残ります。北前船の中継地や九州諸国との連絡網の重要拠点として栄え、近代では外国からの賓客をもてなす重要なる玄関でした。

 下関は当時博多に次ぐ賑わいで、本州最西端の大きな門戸となり、明治維新の立役者として日本国を根本から変えた重要な町となり、日清戦争後の講和会議の会場となりました。捕鯨基地として林兼商店は大洋漁業となり隆盛を極めました。

○散策会テーマ:「西国街道と瀬戸内沿岸」  天候:晴
・集合場所:「JR山陽本線 廿日市駅」
・集合時間:13時30分
・散策出発地:「廿日市駅」
・散策経路:「光明寺~常国寺~蓮教寺~本陣跡~廿日市天満宮~船屋敷跡~街道松~
岩戸山一里塚跡~御筋橋・道標~街道松~海老塩浜土手~光禅寺~五つ神社~五日市駅北・駅前通り」

散策経路・詳細

「廿日市駅からの散策経路・詳細」■←クリックで拡大検索できます。(GoogleMap)


・散策内容
 JR山陽本線.廿日市駅に13:30に集合し、西国街道に並行する裏道を歩き、光明寺や常国寺に参り、廿日市で最大の蓮教寺に到着し説明がありました。境内には山田次右衛門貞栄作の梵鐘や天然記念物のソテツがありました。発掘された町屋跡遺跡の説明があり、高台にある天満宮の裏には樹齢500年の大樹が立ち、そこから陶晴賢の墓のある洞雲寺が見えました。

 正蓮寺近くには、古い町屋が2軒残っていました。明治天皇休息の地の招魂社を過ぎ路地を入った所にある稲生神社は、津和野の太鼓谷稲成のご分霊だそうです。石州津和野藩御船屋敷跡、廿日市に唯一残る街道松、西国街道岩戸山一里塚跡を過ぎると佐伯区に入りました。

 休憩地の美隅公民館は、江戸末期までは海の中だったそうです。道沿いに新浜の塩田跡が残っていました。岡の下川に昔架かっていた御筋橋の親柱が残され、五日市楽々園の街道松は現在では2本だけが残ります。この辺りの海老塩浜は、佐伯郡で最大の塩田だったそうです。

 旧西国街道に入ると、五日市中央連鎖街の説明板を過ぎ、旧五日市村役場跡は門柱のみが残り公園となっており、光禅寺前には誓いの松と原爆慰霊碑が隣接していました。祭神が5柱ある五つ神社は、五日市の地名の起源と云われています。昭和45年頃まで喧嘩神輿が行われていた路地には、当時の写真入の説明書がありました。

 17:30までに無事散策会を終え、JR五日市駅北の駅前通りにて解散しました。

・解散場所:「JR山陽本線JR五日市駅北の駅前通り」
・解散時間:17時30分ごろ

※解散時間は散策の状況によって多少、前後します。ご了承ください。


○案内人:佐々木卓也 指南役

5、開催状況:講演会: 22名 散策会: 25名

6、交流会
解散後五日市駅周辺にて、参加者16名(内女性9名)で、交流親睦会を行いました。 


7、配布資料:
(1)「古代山陽道と長門国建設」4枚組 
(2)当日散策地図・説明書 2枚組

以上、「ひろしま歴史街道散策くらぶ」平成26年11月の活動報告でした。
 

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