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ひろしま歴史街道散策くらぶ
12月定例会報告
○ひろしま歴史街道散策くらぶ:12月定例会報告 平成26年12月18日(木)


羽子板掘付近(写真)

1.日時 平成26年12月18日(木)

・講演会:10時から、
・散策会:13時00分から


2.会場 広島市中央公民館
・所在:広島市中区西白鳥町24-36  ・TeL:082-221-5943


大きな地図で見る■←クリックで拡大検索できます。(GoogleMap)


3.費用 参加費:500円/一人

4. 内容

○講演会:「古代山陽道と西都大宰府」
・講演会開始時間:10時00分から
・講演テーマ:古代山陽道に沿う八つの令制国を巡るシリーズの最終回「西都大宰府」
・講演内容:

 大宰とは、和名を[おおみこともち]といい中国から伝わった官職名で、地方行政長官的な役割として推古天皇の治世時には定着していました。536年には天神の源流とも言える、那津(博多大津の古名)を中心とする筑紫国が成立しました。大宝律令の施行により、それ以前に置かれた吉備大宰、周防総領、伊予総領は廃止され、大宰の帥のみが残され地方行政機関として確立しました。[太宰府]と記されることもあり、管理したのは筑紫国で広く九州全域を対象としました。

 外交と防衛を主任務とし、防人司・主船司を置き、西海道9国と3島の行政・司法も所官したことから、[遠の朝廷(とおのみかど)]とも呼ばれました。東アジア諸国との交流の玄関として那津に鴻臚館が置かれ、平清盛の大宰大弐に着任の後には西日本の中心として賑わいを見せました。有明海・玄海灘・周防灘は、西海道を支える原動力として重要で、駅路から発達した大宰府官道が原流となり、陸・空・海の全ての機能を果たし、大和と筑紫を結びつける重要な道として山陽道が位置づけられました。

 豊臣秀吉の統一事業以前には朝廷の目が届かず、独立国家的な地域事情となり、黒田官兵衛により漸く平定されました。福岡や博多を中心に異国文化が伝来したため、西国の諸藩は九州を通じ新しい諸文化を得ました。長崎を外港に江戸幕府の鎖国政策は瓦解し、その後の日清・日露戦争では、熊本に鎮台が博多に軍司令室が置かれ重要な拠点となりました。

○散策会テーマ:「広島城北と白島界隈」 天候:晴れ
・集合場所:「広島市中央公民館1F」
・集合時間:13時00分
・散策出発地:「広島市中央公民館1F」
・散策経路:「白島稲荷大明神~長寿園~工兵橋~蓬莱鶴~碇神社~禿翁寺~萬行寺」


散策経路・詳細

「広島市中央公民館からの散策経路・詳細」■←クリックで拡大検索できます。(GoogleMap)


・散策内容

 中央公民館ロビーに13時に集合し白島稲荷大明神に参拝し、近くには幅20mの北堀や本川から取水していた羽子板堀がありました。初代の西国街道は、通称[白島松原通り]と呼ばれ、本川の運上場渡しがあり当時の賑わいを偲ばせる路地が残り、洞門寺には秋葉権現の御神体[さする石]が鎮座しています。

 般舟寺を川向に見て、長寿園の石碑が建つ桜並木を歩きました。通称二股川と呼ばれた京橋川と旧太田川の分岐近くに、大きな[さいかちの木]があり、[一本木の鼻]と呼ばれていました。架橋当時は工兵隊の専用橋だった工兵橋は市内唯一の吊り橋で、近くには工兵第五連隊の碑が建ちます。京橋川沿いの土手は、城下を守るため川向の牛田側に比べ三尺高く築かれたといわれます。

 岡岷山の眠る心行寺の本尊は室町時代頃のもので、福島正則が8本の剣を埋めたとされる八剣神社に参拝し、広島市内唯一の蓬莱鶴の酒蔵を見学し、広島城の鬼門守護ために建てられた宝勝寺の境内社の碇神社には、築城祝いの大綱が奉納され、海であった名残の船繋ぎ石が残ります。

 光明院に参拝し加藤清正と縁のある妙風寺で、広島初の有料橋の常葉橋の説明があり、裏手には被爆した[しんちゃんの三輪車]の鉄谷宅があります。禿翁寺では住職の説明を聞き、市の文化財の阿弥陀三尊像や原爆で1体欠けた六地蔵を拝見し、詩人原民喜の眠る円光寺に参拝し、17時に萬行寺境内にて解散し、無事散策会を終えました。

・解散場所:「萬行寺境内」
・解散時間:17時ごろ

※解散時間は散策の状況によって多少、前後します。ご了承ください。


○案内人:佐々木卓也 指南役

5、開催状況:講演会: 23名 散策会: 20名

6、交流会
解散後、「ますゐ」にて16名(内女性8名)で、恒例の親睦忘年会を行いました。

7、配布資料:
 (1)「古代山陽道と長門国建設」5枚組 
(2)当日散策地図・説明書 3枚組

以上、「ひろしま歴史街道散策くらぶ」平成26年12月の活動報告でした。
 

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