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ひろしま歴史街道散策くらぶ
8月定例会報告

○ひろしま歴史街道散策くらぶ:8月定例会報告平成29年8月31日(木)


(写真は可部の町並み)

1.日時: 平成29年8月31日(木)

・講演会場:広島市中央公民館

 

講演テーマ:「歴史街道と広島八区」⑤主要舟運と歴史街道

: 時間 10時00分~12時00分

2.講演会:内容

 古代安芸国において『和名類聚抄』には舩木の郷名が見え、『日本書紀』『続日本紀』には安芸国より船材を徴し百済船や遣唐使船を調達した記が見えます。

 平安時代の『新猿楽記』に安芸の槫(クレ)とあり、槫とは船材・板木の名称で後に呉に変化したと思われます。

 中世においては『厳島神社文書』に安芸国各地が厳島神社に寄進された記が見え、『熊谷家文書』には三入荘の年貢を大船で京都に搬送や、可部荘の年貢を川船で紀州に搬出した記が見えます。近世においては河川交通の重要性が増し、守護武田氏の治世には川之内衆が発生し毛利氏の治世には各村に川船の数が限定され株仲間が出来ます。

 福島氏以降は木材搬出に筏が使用され、これらに伴い水運の整備が行われました。三篠川に沿う中郡道は毛利氏が広島城建設時に吉田~広島の里道を整備した道です。福島氏時代に舟運を開設し、浅野氏時代は高田、賀茂、豊田、世羅の各郡からの年貢運上を三篠川筋に集約し、従来の中郡道を改修しました。広島から各藩に通ずる街道(往来)も整備され、太田川流域および三篠川流域における各郡内の物産と、各村の戸数や人口等が示され交易流通の説明がありました。

.費用 参加費 500円/一人

.散策会 散策テーマ「出雲石見街道と可部宿駅街並

: 集合場所JR可部線可部駅

: 集合時間 14時00分

 : 解散場所「JR可部線可部駅

〇散策経路

 
〇詳細 →より大きな地図でひろしま歴史街道散策くらぶ・散策経路を標示

※経路内容:14時00分~17時00分 天候 : 晴れ

 夏の日差しの中定刻に可部駅を出発し、「花の散歩道」の表示がある住宅街を進み可愛神社に参拝しました。用水路建設に尽力した清水氏の功労碑を見て、品窮寺(ホングウジ)にて本堂の阿弥陀如来を拝観しました。今も残る江戸時代の築地塀を見て八幡宮を参拝後、勝圓寺にて贋金造りの責を負い処刑された南原屋の主人の墓に参りました。
 折目では古代条里制の里界線を確認し、土蔵が連続する裏手で集合写真を撮り、可部公民館で休憩しました。
 公民館を出て、可部牛馬市の傍らの馬喰達の信仰した稲荷神社や上市の友貞神社に参拝後、かつて賑わった「雲石街道」に沿う旧商店街を広島方面に向かいました。旭鳳酒造に寄り唎酒を愉しみ銘酒を購入し、がんす言葉で有名な願船坊に着き阿弥陀如来を拝観しました。
 街道筋が折れ曲がる折目で胡子神社に参拝し、神社東側は旧高宮郡役所で旧可部貯蓄銀行がありました。
 贋金造りの南原屋跡を過ぎ、久保田酒造(菱政宗)や中川醤油の前を過ぎ、下浜明神社(厳島社)に参拝し、神社前の一等水重点を見て、公園内の舟入堀跡や鉄燈籠の説明を受けました。
 真夏を思わせる中での散策会も、時より涼風が吹き初秋を感じました。散策会の散策後に可部駅近くの翠香園にて、12(女性4名)で親睦交流会を行いました。

講師・案内 佐々木卓也指南役

5.開催状況:講演会:15名 ・散策会:13名

6.配布資料:「歴史街道と広島八区」⑤主要舟運と歴史街道

      :6枚組 可部地区散策地図



7.特記事項
散策後、
可部駅界隈にて親睦交流会を行いました。 

以上

※興味をもたれた方、詳しく知りたい方は下記の「連絡先」から 記載されているメール・電話番号へ、お気軽にご相談ください    


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