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ひろしま歴史街道散策くらぶ
2月定例会報告

○ひろしま歴史街道散策くらぶ:2月定例会報告平成31年2月21日(木)


(写真は比治山神社.Google活用)

1.日時: 平成30年2月21日(木)

・講演会場:広島市竹屋公民館

  広島市中区宝町3-15            Tel 082-241-8003



2.講演会
:講演テーマ:「歴史街道今昔物語・古代山陽道と西国街道
: 時間 10時~11時50分
 唐土や朝鮮を控えヤマト王権は都城制に従い、西海道筑前国に京師と並ぶ西都=大宰府を置き、関連史跡を配置した経緯を伺いました。大宰府は古代における西海道(筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩の九国と壱岐・対馬・多禰の三島)を行政下に置き、外寇の防衛と外交の権限を与えられた官庁です。

 起源は3世紀に卑弥呼が伊都国に一大率を置き大陸交渉の監察に当て、6世紀に宣化天皇が那津官家を設け、軍糧を蓄えたとされます。筑紫大宰の名の初見は推古天皇17(609)で、大宰府の転機は白村江の戦での大敗で、唐・新羅の侵攻に備え大宰府を那津から水城の線まで下げ、海岸線には防人を配し烽を置きました。 

 大宰府の前面を土塁で囲み水城を築き、都府楼の後方の山に大野城を築き、帝都までの軍事上の要衝地が固められました。遠の朝廷とも呼ばれ大きな権限を与えられたものの、律令制の弛緩に伴い大宰府の機構や統制も衰退し、平安時代になると統制の実権は少弐に移り、鎌倉幕府が鎮西奉行を置くと大宰府は有名無実となりました。

3.費用 参加費 500円

4.散策会 散策テーマ「京橋川と城東界隈」

: 集合場所「竹屋公民館」

:集合時間 13時00分

:解散場所 「猿猴橋町」

〇散策経路


     

経路内容:13時00分~16時25分 天候:曇り

 竹屋公民館を後に前側の真宗大谷派別院の説明を受け、本願寺派順教寺に詣で平塚大雁木に祠を建立し農作物の被害を救ったと言われる琴比良神社に参拝しました。

 鶴見橋の由来を聞き、かつての刑場に建つ千切大師堂で霊を慰め、比治山下の真言宗多聞院では本堂にて三尊仏を拝観しました。頼家墓所に参り毘沙門金堂を遥拝し、浄土宗長性院では本堂で優美な御本尊と素晴らしい天井絵にも感動しました。

 比治山神社では神主によるお祓いを受け集合写真も撮って頂きました。灘の宮水に並ぶと言われる名水酒の泉の場所を覗き、段原の骨董街と明泉寺山門や、大谷派法正寺・法華宗妙詠寺・浄土宗浄念寺と廻り、魔除けの小槌の縁起に寄り、魔除け厄除け強運の御守護で参拝の多い稲生神社に詣でました。

 本願寺派廣寂寺から西国街道京橋筋を通り猿猴橋を渡り説明を受け、猿猴橋は大正15(1926)にモダンな石橋で広島一の美しさと言われました。昭和18(1943)の金属類回収令で装飾部は供出されましたが、市民の要請で平成28(2016)に復元され親柱のブロンズ製のタカの像が有名です。

 『広島城南大絵図』と『広島城東大絵図』を参考に、広島城下東郊の京橋川河畔を歩く本日の散策は、天候にも恵まれ無事終わり猿猴橋町にて解散しました。

○講師・案内 佐々木卓也指南役

5.開催状況:講演会:16名 ・散策会:14名

6.配布資料「歴史街道今昔物語⑩西都大宰府と関連遺跡」:4枚組(8頁)

※散策後に恒例の親睦交流会は、エキニシ(駅西)にて開催しました。

以上

※興味を持たれた方、詳しく知りたい方は下記の「連絡先」から

記載されているメール・電話無番号へ、お気軽にご相談ください。

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1月定例会報告
ひろしま歴史街道散策くらぶ「1月定例会報告」


(写真は己斐の町)

1.日時: 平成31年1月17日(木)

・講演会場:広島市竹屋公民館

               :広島市中区宝町3-15  082-241-8003

・時間 10時00分~11時50分


2.講演会内容

:講演テーマ:「歴史街道今昔物語」

⑨古代南海道と諸国事情

 京師と西国を結ぶ南海道について、瀬戸内を控えヤマト王権から西都大宰府に至る諸国の国内事情について解説頂きました。

 南海道は七道の一つで「みなみのみち」ともいわれ、紀伊半島・淡路島・四国周辺諸国の行政区を繋ぐ古代官道です。行政区は紀伊国・淡路国・阿波国・讃岐国・伊予国・土佐国の六国が含まれます。

 『延喜式』では、紀伊・淡路は近国、阿波・讃岐を中国、伊予・土佐は遠国としており、南海道の道筋は小路で、各駅には駅馬五匹を定置したとあります。

 延暦13(794)に平安京に都が移ると、南海道は諸国内でのルートが変更されました。南海道に沿い大まかな国道経路は、道そのものを踏襲している場所は少なく、その多くは小さな生活道路の一つとして埋もれています。

 南海道の六国の、国造・国府・国分寺・総社・一宮・駅家については一覧として示し詳しく解説頂きました。中世に新たに開設された四国八十八ヶ所霊場は、大師信仰の関連に従い解説頂きました。

3.費用 参加費 500円

4.散策会 「西国街道と城下西郊」 天候:晴れ

・集合場所「広電本線土橋電停」
・集合時間 13時30分
・解散場所 「JR山陽本線西広島駅」
〇散策経路詳細

 
より大きな地図で

ひろしま歴史街道散策くらぶ・散策経路.20190117

※散策内容:13時30分17時 

広電土橋電停に集合し、出発に先立ち油池に架かった土橋の由来を聞き、福島時代に整備された西国街道を西に向かい、雲石街道の分岐点や設定された城下西宿(堺町~天満町)に、新地座のあったゆうれん小路や青果市場跡を見て、天満橋を渡り天満宮に拝観しました。

境内には被爆前後を描いた金属製の地図があり、細かい町の様子がうかがえました。横道にそれ出雲神社に参拝しました。近世観音村の五穀豊穣を祈願し、明治24年に出雲大社の祭神:大国主命を奉斎し建立されたと由来書に在りました。この周辺は福島時代には最初に干拓が行われ新蔵新開として開かれました。

福島町1丁目前辺りまで、約150mが一段低く見えるのが、福島川旧河道で埋立て後の都町です。己斐橋は山手川と太田川放水路が共に流れ歩道橋として整備されています。

旧山陽道を北にのぼり、切支丹殉教碑の説明を受け、己斐の街並みを通り、瀧の観音道標では軍人谷の話を聞きました。

花卉卸売市場の花満跡や花の鉢が並ぶ街筋を通り、広電宮島線己斐駅と市内線己斐駅の乗り場は、離れていたことを教わり、旧国鉄己斐駅の被爆建物を写真版で確認し、無事散策を終えました。

寒中なのに日差しの中では比較的暖かく、晴天に恵まれた散策日和での街道散策でした。広島城下西郊の新開組に属す一帯から、西国街道に沿う己斐界隈は景観が一変しています。

4.開催状況 案内人:佐々木卓也指南役 講演会:11名 散策会:13名

5.配布資料「歴史街道今昔物語⑨古代南海道と諸国事情」:4枚組(8頁)

以上

※興味を持たれた方、詳しく知りたい方は下記の「連絡先」から

記載されているメール・電話無番号へ、お気軽にご相談ください。 

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